玄関前の敷石が、朝からの雨に濡れてキラキラと輝いています。一階の受付には頂いたお花が並び、お客様をお迎えする準備は万端です。
2015年1月15日 新卸連盟会館の竣工披露パーティーが盛大に開催され、総勢六十数名もの方々が新しい会館に集いました。
「建築後50年を経た旧連盟会館の老朽化が問題となった平成23年より会館検討委員会を立ち上げ、さまざまな選択肢について議論を重ねてまいりました。紆余曲折を経た結果、慣れ親しんだ旧会館を手放し、この地に新しい会館を建築するにいたりました。新会館に取り付けられた「卸連盟会館」の文字は、旧会館から引き継いだものであります。旧会館に比べて建物の規模は半分近くになったものの、組合員に対する支援のよりどころ、来街顧客に対するサービスの拠点、そして地域センターとしての機能を果たしていく場所として、しっかりとその役目を引き継いでまいります。」と力強くあいさつがありました。
お世話になった設計士の方、建設会社の方々も勢ぞろい。
数々の無理をお願いしたにもかかわらず、誠心誠意短い納期のうちにみごと竣工に至ったこと
ただただ頭の下がる思いで、心を込めて感謝状の贈呈をさせていただきました。
また、ご来賓の方々からは、たくさんのお祝いとあたたかい激励の言葉をいただき
卸連盟会館が「船場の顔」とも言うべきここ南久宝寺町のランドマークとなれるよう、あらためて身の引き締まる思いがいたしました。
つづいて、前府議会議員 梅本憲史様により乾杯の音頭がとられ、ご唱和の声も大きく響いて会場は一気に和やかなムードとなりました。
お酒を酌み交わしながら、あちらにもこちらにも あふれる笑顔です。
新しい会館にかける皆さんの期待と思いが満ちて、この建物にようやく命が吹き込まれたように思えました。
威勢のいいお囃子に乗って獅子舞が登場。
厄を祓い前途を清めると伝えられ、噛まれると無病息災、健康に過ごせるそうで、皆さんじっと我慢の様子です。
初杵は豊島副理事長が務め、
「ヨイショー!ヨイショー!ヨイショー!」 と
会場からの 掛け声に合わせて大きく杵を振りおろしました。
続いて会館検討委員の方々、建設業者の方々がもちをつき、
高々と掲げられた杵は今にも天井に届きそうで、会場からはドッと大きな歓声が上がりました。
臼の中のおもちは、ふっくらと白くつき上げられ、その場ですぐに皆さんに振舞われました。
中締めは、吉川副理事長が音頭をとり「船場締め」
全員が息をそろえて力強く手を打ち鳴らし、パーティは晴やかな雰囲気のままに幕を閉じました。
そこここで明るいお声が聞けた賑やかな竣工パーティーとなりました。
準備をした事務局にとっても貴重な体験となり、ご出席、ご協力をいただいた方々、サポートをして下さった皆様に心よりお礼をを申し上げます。
新しい会館が旧会館同様、お気軽に立ち寄れる皆さまの拠り所となれますように、事務局員一同、今後も精進をしてまいります。
皆様の新卸連盟会館を、どうぞ せいだい使うていただきますように。
おおきに、ありがとうございました!