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探検隊がやってきた~南久宝寺問屋街~

tanken11大阪市立開平小学校、3年生の探検隊がやってきました。

「自分達の住む街のことを知ろう!」 という総合学習の一環だそうです。

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まずは、蔦原理事長から、この街の成り立ちや卸問屋の説明を聞きました。

熱心にメモをとり、会議室に掲げられた昭和初期の街の絵も見学。tanken2

馬車や牛車で荷物を運ぶ様子や、風呂敷包みを背たらって(背負って)道行く人々にも興味津々で、この街が古くから商いの街であったことが理解できたようです。

 

 

tanken4さて、いよいよ探検のスタートです。

 

 

まず初めに キャラクターグッズがたくさん並ぶ 『ツジセル』 さんを探検

 

身近な文具や大好きなキャラクター商品に囲まれてテンションが上がり、思わず  「私、ここに住みたい ! 」 とひとこと。

 

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社長さんからは、卸問屋のしくみと、その卸問屋が最近少なくなってきたお話を聞き

「なんでそうなってきたのかな?」 と、子供たちなりに一生懸命あたまを働かせ質問をしたり、自分の考えを発表してくれました。

 

 

メーカーさんがあって、問屋さんがあって、小売のお店があって・・・という流通のお話。

メーカーさんも、またそれぞれの材料を どこかから仕入れて(買って)商品を作っていること。

たったひとつの商品が、自分達の手元に来るまでにはたくさんの人の手を経ていることを知り、子供たちは驚きの表情でした。

 

 

南久宝寺通りでは、アーケードと地中に設置されたゴミ箱を探検tanken6

お仕入に来られるお客様に便利に使っていただこうと工夫された施設を、覗き込んだり写真に撮ったり大忙しです。

通学途中に何気なく見ている風景に、こんな工夫があったなんて!と、またまた感心した様子。

 

 

tanken7次に、リボンの専門問屋 「リボンの館」さんを探検

 

たくさんのリボンやレースが並ぶ棚に、最初は少し圧倒されたようでしたが

社長さんの 「どれでも見ていいよ~」の声に、リボンを手に取り観察です。

 

スパンコールやフリンジのテープに女の子たちは大喜び。棚一杯にならんだ色とりどりの商品に目移りしながらも、たくさん並べて写真撮影をしていました。

会長さんにもお話を聞けて 、リボンのお土産もいただきました。

 

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一般への小売りもされているので、「お母さんと来たことがあるよ」 という声もあって、こんな小さなお客様にも おおきにありがとうございます、これからもごひいきに!と思わず頭を下げました。

 

 

小学校3年生とはいえ、皆さんしっかり話を聞き、取材をしている様子に驚きました。

 

最近は、南久宝寺町にも次々とマンションが建ち、ファミリー層の流入が進んで子供の人口も増えつつあるようです。

次の時代を担う子供たちには、この街のことをたくさん知ってもらい、好きになってほしいなと つくづく思います。

そして将来もここで暮らし、あるいはお勤めをしてくれる日がくれば・・この探検のことも思い出してもらえるかもしれない。

にぎやかな探検隊の声に、そんな未来を想像し 嬉しい思いの一日でした。

 

引率の立石先生、たいへんおつかれさまでございました。

そして、ご協力いただきました ㈱ツジセルの皆さま、㈱リボンの館の皆さま ありがとうございました!

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2015.06.22

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